2025.11.19
2025.07.24
『オーラルケアプロジェクト』新たに5クラブが参画
ヴィッセル神戸・北海道コンサドーレ札幌・湘南ベルマーレ・名古屋グランパス・FC町田ゼルビアと協働し、合同記者会見を開催

2025年7月17日(木)、楽天ヴィッセル神戸株式会社、株式会社コンサドーレ、株式会社湘南ベルマーレ、株式会社名古屋グランパスエイト、株式会社ゼルビアと協働し、「オーラルケアプロジェクト」第二フェーズの始動にあたり、5クラブ合同による記者会見を開催いたしました。
本プロジェクトは、「スポーツを通じた健康啓発」を目的に2024年に始動。Jリーグクラブとの連携を通じて、子どもから高齢者まで幅広い世代に対し、口腔衛生の重要性を伝えてまいりました。2025年
7月4日には、鹿島アントラーズとの協働により「アントラーズオーラルケアクリニック」を開院。地域に根ざした実践的な取り組みも本格的にスタートしています。
※第一弾プレスリリース(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000102.000064367.html)
SCOグループが事務局を務める「オーラルライフプロジェクト」の全国調査によると、約4人に1人が「5年以上歯科医院に行っていない」と回答しており、日本における定期的な歯科受診の定着が依然として課題であることが明らかになりました※1。歯科メインテナンスは、2〜3か月に一度の定期受診が望ましい※2とされる中、過去半年以内に歯科を受診した人の割合は全体で43.1%にとどまりました。特に若年層における受診率の低さが顕著で、20代は60代と比べて約20ポイントも低い結果が出ています。
こうした調査結果は、世代間における歯科意識の格差を浮き彫りにしており、特に将来を担う若年層に対して、早期からの予防意識の醸成が急務であることを示唆しています。この課題意識のもと、SCOグループはJリーグ各クラブと連携し、オーラルケア啓発活動を展開。スポーツの力を活かしながら、口腔衛生の大切さを伝える取り組みを全国規模で広げてまいります。
※1:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000130.000064367.html
※2:P. AXELSSON AND J. LINDHE(Journal of Clinical Periodontology 2004: 31: 749-757)
今回の第二フェーズでは、新たに5クラブが参画することで、さらなる啓発活動の拡大を図るとともに、全国規模でのオーラルケア支援ネットワークの構築を目指します。
発足会見では、各クラブの代表とSCOグループ代表が登壇し、プロジェクトの今後の展望や社会的意義について語りました。