2026.02.04
2025.07.24
米国Lura Health社と資本業務提携を締結

米国のヘルステック企業Lura Health(法人名:UCHU Biosensors, Inc.、本社:米国ニュージャージー州ニューアーク、CEO:Daniel Weinstein)と、口腔内センサー技術※1の社会実装およびグローバル展開を見据えた資本業務提携を締結しました。
Lura Health社は、歯科装置に取り付け可能なマイクロセンサーによって、唾液中の代謝物やpH値などの生体情報をリアルタイムで取得する技術を開発しており、「口腔内から全身の健康状態を可視化する」という新たな医療モデルの実現に挑戦しています。
本提携を通じてSCOグループは、予防医療の高度化と歯科分野の発展をより加速させるとともに、同技術を活用した未病領域における新たな産業創出を国内外で推進してまいります。
※1:口腔内の状態をリアルタイムで把握するために、センサーを用いて唾液や口腔内の微生物、代謝産物などを測定する技術
■提携の背景と目的
Lura Health社は、世界初となる口腔内連続モニタリングセンサーを開発。現在、2027年初頭までの米国FDA(食品医薬品局)による医療機器承認取得を目指しており、その後は日本を含むアジア市場への展開を計画しています。
SCOグループは、国内歯科医院向けの経営支援プラットフォーム「Pay Light X」を展開しており、診療予約・診断・決済からアフターケアまで一気通貫で支援する強みを持っています。今回の提携により、医療機関と生活者をつなぐインフラ基盤に革新的センサー技術を組み込むことで、新しい予防型医療モデルの構築を目指します。
■本提携の主なポイント
①口腔内センサリングによる連続モニタリング技術
唾液を用いた口腔内センサーにより、患者さまがリアルタイムで自身の口腔内のpH値などの把握が可能になり、今後様々な検査値の代替を目指しています。
②SCOグループのプロダクトを活用した社会実装
「Pay Light X」と融合させることで、臨床応用と生活者へのスムーズな普及を実現。大学や研究機関との協業も今秋から開始見込みで、科学的エビデンスを参考にし、生活者が自身の健康維持に向けた意識および行動変容を促す機会の創出を目指します。
③アスリートや高齢者など幅広い領域への拡張
医療にとどまらず、スポーツ、介護、ウェルビーイング領域への応用も検討しています。
■SCOグループの展望
SCOグループは、口腔内ケアを起点とする「予防型医療」の社会実装の推進を目指し、AI受付やリコール自動化などを含む病院経営支援基盤「Pay Light X」を提供しています。本提携を契機に、未病予防のグローバルスタンダードとして、「口腔から始まる健康社会モデル」の確立を加速してまいります。
■Lura Health社 CEO Daniel Weinstein氏のコメント(和訳にて掲載しています)
私たちLura Healthは、このたび、日本の歯科医療市場を牽引するSCOグループとの資本業務提携を実現できたことを大変光栄に思っております。
本提携は、両社にとって大きな前進であると同時に、より良い未来の医療の実現に向けた重要な一歩となると確信しています。Lura Healthは、唾液に秘められた診断力を活かし、「日常生活の中で継続的に取り組める予防ヘルスケア」の実現を使命としています。このビジョンは、SCOグループが掲げる“予防医療の普及と、日本全国の人々の健康向上への貢献”という理念と深く響き合うものです。
今後は、Luraが持つマイクロエレクトロニクス領域での技術革新力と、SCOグループの歯科現場および患者ニーズに対する深い知見を掛け合わせ、密接な連携を進めてまいります。またSCOグループの提携クリニックにおけるセンサー導入、実際の利用者からの声を活かした製品開発など、社会に確かなインパクトをもたらす取り組みを推進していけることを、心より楽しみにしています。
■Lura Healthについて
Lura Healthは、口腔内に設置可能なマイクロセンサーを開発し、疾患の予兆を早期に検知することを目的とした、米国のヘルステックベンチャー企業。
タフツ大学出身のバイオメディカル起業家Daniel Weinstein氏が率いる同社は、ナノテクノロジーや電気信号処理を活用した医療機器開発に強みを持ち、米国内では糖尿病、腎疾患、薬剤モニタリング等の分野で高い注目を集めています。