2026.04.02
2026.04.02
【4月4日は「歯周病予防デー」!】「痛くなってから歯科医院に行く」では遅すぎる?2人に1人が「沈黙の病気」である歯周病を見過ごす傾向
自社で推進している「オーラルライフプロジェクト」の活動の一環として、「沈黙の病気」である“歯周病”に関する意識調査を実施いたしました。
■サマリー
- 歯周病が糖尿病や心疾患、認知症などの全身疾患との関連が明らかになっていることを知っている人は半数程度。全体の約4割が「あまりピンとこない」「信じられない」という反応。
- 「食べ物が挟まりやすい」と感じている人が4割。歯周病の小さなサインの可能性があるが、ほとんどの人が放置している状況。「歯科医院には痛みを感じてから行く人が多い」現実が明確に。
■詳細
1)過去1年以内に感じた症状1位は「食べ物が挟まりやすい(40.0%)」
歯周病は初期の段階でほとんど痛みなどの目立つ症状が出ないまま進行してしまうため、「沈黙の病気」といわれています。
ただし、歯周病には“小さなサイン”があり、日本歯周病学会が展開しているセルフチェックでは「起床時の口のねばり」や「出血」「口臭」などといった症状が挙げられています※。
本調査で1年以内に感じたお口の中の症状について聞いたところ、「食べ物が挟まりやすい」が40.0%と最多であることがわかりました。
歯周病が進行すると、歯ぐきが腫れたり、下がったりするため、食べ物が挟まりやすくなるといった症状につながります。この小さなサインを見逃さないことが、歯周病の悪化を防ぐ一歩といえます。
※「日本歯周病学会」HP(https://www.jacp.net/perio/about/)

2)過去1年のうちに何らかの症状を感じたことがある人のうち68.8%が「症状を放置」
理由は「痛みがなかったから(55.5%)」

何らかの症状を感じていると回答した人に対し、その際の対応について聞いたところ68.8%が「放置」していることが明らかになりました。

その理由としては「痛みがなかったから」が約半数と、“歯科医院には痛みを感じてから行く”という風潮が明確になりました。
3)歯周病が糖尿病などの全身疾患に影響があることを知らない人は51.2%
歯周病は、糖尿病・心疾患・認知症・関節リウマチ・出産時の合併症(低体重児出産・早期出産)などに影響を及ぼします。その点についての認知を聞いたところ、51.2%が「知らなかった」と回答。その事実に対する納得度については、「あまりピンとこない」「信じられない」が39.8%でした。
多くの人が「認知していない」状況は、歯周病の放置による症状の悪化、さらには、歯周病菌が血管に入り込み、先述のような疾患に影響を及ぼすことを意味します。
こうした疾患を予防するためにも、歯周病の早期発見・早期治療は喫緊の課題となります。


<築山先生コメント>
今回の調査から、「痛くなってから歯医者に行く」という方がまだまだ多いことが分かりました。しかし歯周病は、初期にはほとんど痛みがなく、気づかないうちに進行する“沈黙の病気”です。実際に「食べ物が挟まりやすい」と感じている方が4割いるにもかかわらず、多くの方がそのままにしている現状があります。
また、歯周病が糖尿病や心臓の病気など、全身の健康に関わることを知らない方も半数以上いました。大切なのは、「痛み」ではなく「小さなサイン」に気づくことです。歯ぐきの出血や違和感、食べ物のつまりなどがあれば、それは体からのサインです。症状が軽いうちに歯科医院でチェックを受けることで、将来の大きなトラブルを防ぐことができます。
歯科医院は「痛くなったら行く場所」ではなく、「健康を守るために通う場所」です。ぜひ定期的なチェックを習慣にしていきましょう。
【意識調査概要】
調査対象:20代~60代の男女
調査人数:500人
調査期間:2025年12月04日 ~ 2025年12月05日
調査手法:インターネット調査(Webアンケートフォームを用いた自主回答方式)
【調査監修】
つきやま歯科医院 総院長 築山鉄平先生