こんにちは。
広報ブランディング部のワタナベと申します。
現在、SCOの本社にいらっしゃるお客様に
こんな感じの、オリジナルラベルのデザインが入ったお水をご用意しております。
せっかくの機会なので、このデザインになった経緯を書きたいと思います。
軽い気持ちで読んでいただければ幸いです。
一口に「ペットボトルのラベル」といっても、普通にラベルに印刷するするだけではありません。
フィルムにそのまま印刷すると、地が透明なのでデザインが透けてしまうからです。
そのため、色をしっかり出すため白インクで下地を重ねる必要があります。
逆に意図的に白インクをひかないで透過を生かしたデザインにもできます。
一部にだけ白インクをひくことでメリハリを出すデザインも可能です。
今回は透明という特性を生かしたものにしたいと考え、3パターン用意しました。
名前の「SCO GROUP」にはしっかり白インクを敷き、
ボトルの中央から徐々に透明になるようにグラデーションを置きました。
さらにグラデーション部分にも薄い白グラデーションを重ねているので、
中央はしっかり青が出て、上下にいくと透明度が際立つように工夫しています。
制作期間の都合上、細やかな調整が入れられませんでしたが、
次回はよりグラデーションの表現にこだわりたいです。
1とは逆に、全体に薄い白グラデーションをかけて、あえて透けない部分を作りました。
水の透明と重なることで曇りガラスのような質感が出るように意識しました。
こちらのデザインが一番スキ!!と言ってくださる方が多いです。
人気でうれしい。
水=青ではなく、あえてブラックのみでデザインしました。
氷のイラストと、それをぐるっとリボンで囲ったような見た目に。
SCOのコーポレートカラーがグレーなので、最初はグレーで作ったんですが、
いっそパキっとした黒の方がいいかも!と思い、最終的にこの形に。
次に作るのであれば、氷の部分は薄い白を引いて、氷のリアルな質感を目指すものアリかもしれません。
実はこの子達は2代目でして、
以前のデザインはこちら↓
私が入社面談で初めてSCOグループ(旧社名:スマートチェックアウト)のオフィスに足を踏み入れたのが2022年3月。ごくごく普通~の面談でしたが、
「 最後に何かありますか? 」
と聞かれた時に、
と答えました。
当時はまだ市販のお水をお渡ししており、
受け取ったお水を見ながらこんな会話で面談を終えたのを覚えています。
そこから縁があって入社が決まり、
期の目標の一つに「オリジナルラベルの水を作る」と決め、
現在のオフィスにお引越しのタイミングで、初のオリジナル水を作ることができました。
惜しむらくは、オフィス移転に合わせて制作したので
色校を出して色々トライアルする~という選択肢が取れず、
グラデーション自体の出来はとても気に入っているものの
次はもっとチャレンジしたいな~という思いがうっすら残っていました。
今回またデザインする機会が訪れて本当にうれしかったです!
これを読まれている方で、SCOグループに足を運ぶ機会がございましたら
ぜひお手に取ってみてください。