2025.06.16
はじめまして!
2025年5月よりSCOグループにジョインしました、SCOグループ インフラ担当のニシです。
今回は入社エントリを書いてみようと思います。 私のことやSCOグループに興味を持っていただけるきっかけになれば嬉しいです!
SCOグループへの入社のきっかけ
少し変わった入社のきっかけなので、お話させてください。
始まりは、家族の副鼻腔炎の治療でした。その治療の一環で歯科にかかる必要があり、「鼻の治療をするのに歯の治療もする必要があるのか!」と驚いたことがありました。
また、自分の歯のメンテナンスをする際にいつもとは違う歯科医院に行ってみることにしたのですが、そこで判明したのは「今までの自分の歯の治療は、あまり最適な方法ではなかった」ということでした。 これらのきっかけから、歯科に対して興味を持ち始めていたところに、SCOグループに出会い、Vision に惹かれて入社することになりました。
※余談
最近、ドラマの『半沢直樹』を見返していました。何度見ても面白いドラマです。
ドラマのなかで印象に残っているセリフがいくつかあります。たとえば、次の2つのセリフです。
「顧客のためにあらゆる可能性を検討しろと言っているんだ。」
「今だけではない、未来を見据えるんだ。」
これらのセリフに、SCOグループの考え方と通じるものを感じました。
最初のミッション:1ヶ月で検証環境ライト版を構築
入社後の話に戻ります。
私に与えられた最初のミッションは、「既存の検証環境のライト版を、約1ヶ月で構築する」というものでした。
最初の壁とドキュメントの重要性
まず最初にハマったのが、社内用語のキャッチアップでした。 システムの命名に内部的な「コードネーム」が使われており、最初のうちはドキュメントを読んでも「この名前は、提供しているどのサービスのこと…?」と、頭に「?」が飛び交っていました。
Notionのドキュメントを漁っていたところ、用語集を見つけることができ、少しずつ内部的なコードネームと提供されているサービス名が一致してくるようになりました。 ドキュメントの重要性を改めて感じた出来事でした。
多様なIaCツール
SCOグループのインフラは、IaC (Infrastructure as Code) が積極的に採用されています。 ベースとなるインフラはTerraformで定義され、その上でアプリケーションに応じて AWS CDK、AWS SAM、Serverless Framework、 Ruby on Jets といったツールが使い分けられていました。また、サーバーのセットアップにはAnsibleが採用されていました。
幸い、Ruby on Jets以外は業務での利用経験があったため、なんとかキャッチアップできました。多様な技術に触れられるのは、エンジニアとしては楽しい環境だなぁと思いつつも、使用しているツールが多い分「キャッチアップするのが大変な人もいるかも?」と感じました。
デプロイパイプラインに感謝
そして、今回のミッションを達成できた最大の要因は、間違いなく既存のデプロイパイプラインの存在でした。
AWS CodePipelineで構築されたデプロイパイプラインがすでにあったため、その設定を参考にさせてもらいながら、ライト版用のパイプラインを組むことができました。 正直なところ、もしこれが無く、各サービスのデプロイ方法を一つひとつ調べていたら、1ヶ月という期間での達成は厳しかったと思います。
メンバーに感謝
もちろん、すべてが自動化されているわけではなく、一部手動での設定が必要な箇所もありました。そこは既存メンバーに助けを求めました。 メンバーの助けがあったからこそ、無事にライト版環境をリリースすることができました。 メンバーには本当に感謝しています。
おわりに
今回は、入社して最初に取り組んだ業務についてお話しさせていただきました。
無事に検証環境のライト版は構築できましたが、その名の通り、一部の機能を削ぎ落としている部分があります。SCOグループが提供する「Pay Light」には、決済機能、AI電話機能、AIチャット機能といった面白い機能があり、まだまだ学ぶことがたくさんあります。
これからも、システムへの理解を深めていき、基盤をよりよくしていくことに貢献したいと思っています。
本日の記事はここまでとなります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!