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システム開発

2022.12.19

eスポーツの可能性

はじめまして、黛です。

  今回は、私の趣味のひとつでもあるゲームからeスポーツ関連のことについて書きたいと思います。

・eスポーツとは

  近年話題になっているeスポーツですが、この言葉を聞いても良くわからない方も多いのでは無いでしょうか?

  eスポーツとは「エレクトロニック・スポーツ」の略称であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使ったスポーツ競技のことです。ここで用いられるコンピュータゲーム、ビデオゲームは、マ〇オやド〇クエなどの一人でストーリを楽しむものでは無く、敵キャラも人間が操っている対人戦闘ゲームのことを指します。

 このeスポーツの世界全体の競技人口は1億3000 万人程と言われており、年々その数は増加し市場規模の拡大が期待されています。

・国内のeスポーツ文化

  eスポーツという言葉は、ここ2、3年国内でも耳にする機会が増えた言葉ですが、最近できた言葉ではなく、2000年頃には「eスポーツ」大会等で使用されていた言葉です。しかし20年近く大きな話題になりませんでした。それは、日本がゲーム大国だからだと考えられます。

 日本では家庭用ゲーム機の普及率が他国と比べ高く、ゲームはゲーム機で行うものとして考えられてきました。さらに、eスポーツで使われるゲームの大半がPCで行うものばかりだったため、日本ではeスポーツの普及が遅れたとされています。ではなぜ、eスポーツが日本でも近年普及してきたのでしょうか?理由としては、新型コロナウイルスの影響で在宅ワークやおうち時間の増加したことにより、PC市場の拡大が影響し、それに伴いeスポーツ市場の規模も拡大しました。

 さらにeスポーツが日本国内で人気が出た要因として、選手個人を応援する人が多くいることが大きいと考えられます。日本では、大会の規模や回数が海外に比べ小さく少ないですが、eスポーツ選手に視点を向けたイベントが多く開催されています。イベントの来場者は、ゲーム自体のファンだけで無く選手個人のファンも多く来場し、いままでゲームに興味の無かった人たちもeスポーツに触れる機会が増えてきています。今後も、国内では大会といったスポーツ競技の面だけでなく、選手やチームなどに着目したイベントも増えていくと考えられます。

スポーツとヘルスケア

 ここまでは若い人たちの文化としてのeスポーツについて書いてきましたが、ここからは高齢者に目を向けたヘルスケアとしての面についてご紹介します。

 高齢者とeスポーツという二つの単語を聞いたとき、多くの人は関係性が無いと考えることでしょう。しかし、ゲームで遊ぶことによって認知症予防に効果があるのではと近年期待が寄せられています。高齢者にとってゲームが、反射神経などを鍛えるツールや、子どもや孫とのコミュニケーションツールとして利用され、高齢者向けのイベントでゲームが利用されることが増えつつあります。高齢者にとって、新たな趣味のひとつとなり、コミュニケーションなどが増えることによって健康寿命を伸ばすことにもつながるかもしれません。

  いまでは、高齢者限定のゲーム施設や平均年齢60歳以上で構成されたeスポーツチームも作られたりもしています。「eスポーツ=長寿の秘訣」なんてことにもなるかもしれませんね。

おわりに

 今、国内外問わず盛り上がりを見せているeスポーツについてでした。

 eスポーツは、聞きなじみのない言葉の方も多いと思いますが、今現在たくさんの日本人選手が様々なゲームで世界を舞台に活躍しています。これを機に少しでもeスポーツに興味を持っていただけると嬉しいです!

eスポーツ関連の会社ではありませんが、ゲーム好きとして書かせていただきました。

ご拝読いただきありがとうございます。