TECH NOWシステム開発
こんにちは。事業推進本部の明嵐です。
前回に引き続き、マーケティングオートメーションについてのお話となります。
マーケティングオートメーションとは、売れる仕組み作りやその仕組みに起因するアクションを自動化することです。
売れる仕組み作りの方法の一つとして、カスタマージャーニーを使った方法があります。
カスタマージャーニーの作成~自動化までの手順としては
といった流れとなります。
今回は、私たちのお客様である歯科医院の院長さまに対して、クレジット決済端末を提案・導入していただくまでの流れを例として、マーケティングオートメーションについて深堀していきたいと思います。
そもそもペルソナとはなんだろうというところからだと思います。
ペルソナとは、ターゲットとなるお客様の特徴を詳細にまとめたキャラクターのようなものとなります。
歯科医院の院長さまをターゲットと仮定して、簡単にペルソナの具体例を考えてみました。
例1)
この文だけでもなんとなく温和そうな院長さまだなって雰囲気が伝わってくるかなと思います。
引き続き別のペルソナ例も考えてみます。
例2)
この例では、やり手でバリバリ稼ごうって感じの雰囲気がなんとなく伝わってくるかなと思います。
このように、歯科医院の院長さまといっても様々なタイプがいることが想像できますし、各タイプに対して有効なアクションも異なると考えられます。
そのため、ここではまずペルソナをしっかりと想定し、その後の有効なアクションを明確化することが重要です。
また、上記の例では簡単にペルソナを設定しましたが、実際にはもっと細かく設定することが多いです。
ペルソナ設定の具体的な手順としては
といった流れとなります。試しにアウトラインの一例を下記に記載します。
あくまでも一例ですが、なかなか細かいなと感じられたのではないかと思います。
やろうと思えばもっと細かくできますが、一旦このアウトラインで考えてみたいと思います。
次は情報収集となります。
今では本当にいろいろな方法があると思いますが、私がぱっと思いついた方法を下記に記載します。
セールスフォースやGoogleアナリティクスのようなサービスにより、より効率的な情報収集が可能になってきたと思います。
もちろん、直接聞かないとわからない情報もたくさんあると思いますので、デジタルとアナログを両方生かし、より質の高い情報を入手することが大切だと言えるでしょう。
最後に、情報収集した結果をアウトラインに組み込んで、ペルソナ完成となります。
先ほどのアウトラインを元にペルソナを設定してみました。
ここまで情報があると、かなり人物像がイメージしやすいのではないかと思います。ここまででペルソナの設定が終わりました。
今回はここまで。次回は、フェーズの設定から各アクションの自動化までを考えていきたいと思います。